私たち内外プロセスは、デジタル化が進む現代においても、
色彩と文字組に対する深いこだわりを持ち続けています。
デジタル技術が普及する中、簡便さや効率が重視されがちですが、
私たちはその中でも「美しさ」と「伝わる力」を大切にしています。
薄紙から厚紙、特殊紙、和紙、木材などへの印刷・加工まで
色彩と文字のプロフェッショナルとして、お客様とともに、
どんな時にどのような方法で使用したいのか、
あなたの想いを、一緒になって考えていきます。
印刷物の中で写真画像の果たす役割は非常に大きく、その完成度の高さが商品自体の完成度を高めることはよくあります。
商品写真のホコリ取りや人物写真の修正、不要物の除去、背景の合成など、フォトレタッチ・画像修正は商業印刷では欠かせなくなりました。
また、JetPress（ジェットプレス）750S導入により、カラーマネジメントによるデータとデバイス側でカラーの相違を無くす事が可能になります。安定したカラーで印刷物をご提供させていただきます。
JetPress(ジェットプレス) 750Sは、美しく鮮やかな色調、ずば抜けた階調の滑らかさ、精細な線画品質、均一な平網、これらすべてを、一般的な印刷本紙で実現できます。再現性が極めて高く、従来のオフセット印刷・デジタル印刷を超える品質での出力が可能になっています。革新的なデジタル印刷技術が、本紙色校正を新たな次元に引き上げます。
現在、印刷業界では以下のような問題点が存在しています。色の違いが主観でしか判断できず個々のオペレーターで色の再現が異なることや、印刷機や環境の違いによって品質が変動するいう点です。
当社では、これらの課題に対処するために、モニター、印刷機などの周辺機器において、「色」を客観的な数値で管理し、標準化を図っています。社内基準に基づくICCプロファイルの運用を通じて、包括的な色管理を実現し、各段階の機器から視覚的に確認できるカラーマネジメントシステム（CMS）を導入することで、従来の印刷における問題を解消しています。
Japan Color標準印刷認証およびJapan Colorマッチング認証を取得しています。数値基準に基づく色管理を実施することで、刷り直しなどの無駄を省き、安定した印刷を実現しています。これにより高品質かつスピーディーに、成果物の納品が可能となります。
画像を取り扱う際の最重要技術である色調補正は、「感性」がものをいう世界です。私たちは常に色彩に対する感性を鍛えており、現実の風景に含まれる色をCMYKで数値化して眺めることも珍しくありません。高度な感性で補正した色彩を、本紙色校正機、デジタルプリンタなどの多様な出力設備、さらには高精細印刷のノウハウを用いて緻密に再現します。
適切な書体選びやレイアウトの工夫を行い、高品質な印刷技術を駆使することで、印刷物の仕上がりにこだわっています。また、自動組版処理やデジタルメディアへの対応にも力を入れ、顧客の多様なニーズに応える制作を実現しています。これらにより、顧客満足度の向上を目指しています。
色彩が「感性」ならば、文字組版は「論理」の世界です。そして、「論理」はシステム化に適した世界です。私たちは文字組版の各工程において論理的に処理できるものは徹底的にシステム化しています。自動組版などのシステムの導入はもちろん、各種の検版システムの導入によって組版・修正作業を完璧に検証しています。