本紙色校正
平台校正機の1 色・2 色機に対して4 色自動色校正機は、「色調再現の高い安定性」、「仕上がり色の調整」、「グレイバランスの調整」、「トラッピング率が印刷機とマッチする」、「多枚数印刷」、「校正刷りの速さ」、「各数値の安定性が高い」、「初校から再校のバラツキの少ない高品質」等、本紙色校正工程で大きく優位に立ちます。弊社は、菊全サイズの対応可能な4 色平台色校正機を配備しております。
4色校正機の特徴
4色校正機では4色同時に印刷されるため次のような特徴があります。
- 本刷りに近い品質が得られる。 (印刷機に応じた刷版出力設定で、より本刷りに近い品質が得られる。)
- 4色同時のウェットプリンティングのため、発色、光沢、質感などが本刷りに近く、印刷本機刷りの色見本として最適な校正刷りが得られる。
- 瞬発力に優れている。
1台当りの校正刷りの処理時間は20~30分であり、時間当りの生産性が高い。 - 見当精度の向上
4色同時に刷りあがるため、紙の伸縮に影響されず、見当精度の優れた校正刷りが得られる。 - 印刷用紙
4色同時に刷りあがるため、印刷用紙の使用枚数が少なく低コストである。 - 印刷枚数
B/1サイズまで。30部程度の印刷物にも対応。 - 見当合わせ
あらかじめ用紙の伸縮を計算し、見当合わせパンチャーにて刷版にパンチ穴を開け校正機にセットします。 - 印刷可能サイズ (4色機)
最大印刷可能サイズは750 mm×1,030mmで、B/1サイズ以下のものに限られます。 - 刷り順
一般の本機刷りと同様のK→C→M→Yとなっています。 - 分色刷り
原則として対応できかねます。 - 使用印刷インキ (4原色)
東洋インキ (T&K、TOKA、DICも対応) ※特色インキにも対応しています。
当社色校正機
当社在庫用紙一覧
- 当社在庫紙は全紙 (横目) でご用意しております。
- お客様が用紙をお持ち込みの場合は、全紙 (横目) でご用意お願いします。
- 校正刷りに必要な用紙枚数は、提出枚数+最低20枚×台数の予備が必要です。
- 特殊用紙 (ファンシーペーパー) 類は用意しておりませんので、お客様にてご準備お願致します。尚、当社手配も致しております。
機械特性と紙目
- 紙目 (かみめ)
紙のタテ目、ヨコ目とは、紙 (全判) の長辺の方向に繊維の流れが平行している紙を“タテ目”の紙と言い、紙 (全判) の短辺の方向に繊維の流れが平行している紙を“ヨコ目”の紙と言います。
校正刷りの場合、湿度の変化などによる紙の伸縮度は、ヨコ目のほうがタテ目に比べて少なく、多色刷り適性は、ヨコ目の紙を使うほうが見当精度では問題ありません。 - タテ目とヨコ目
印刷用紙は一般的に枚葉紙と巻取り紙とがあります。枚葉紙の場合、タテ目とヨコ目の紙があり、抄紙方向に対して直角方向に当たるほうが伸縮度が大きくなります。 - 印刷面から見た流れ目
紙目 (流れ目) は、印刷面から見るとくわえに沿った流れのほうが良いです。
模様のある特殊紙については、模様と紙目の方向 (流れ目) と同一ではありません。
わからなくても大丈夫です! まずはご相談ください!
全然わからないけど相談してみたい、お見積りやご注文の内容が分からないなど、なんでもお気軽にご相談ください。
その他の加工、サイズ、枚数、納期、正確な価格が知りたいなど、お見積もりについてもお問い合せ下さい。
お客様に合った仕様をご提案いたします。